【2015.8.23 24時間テレビ】過去の24時間テレビドラマスペシャルを振り返る&視聴率と募金総額
ダイエット番組でエルセーヌが大幅減量をサポートしました。
今年の24時間テレビは2世代ジャニーズの共演ということでファンからの注目が集まっていましたね。特にV6担とJUMP担の皆さんは録画容量を空けて…という作業から始まったのではないでしょうか?
先程終わったばかりですけども、今年も泣きました。毎年毎年決まって「負けないで」で涙腺崩壊する私。V6のみんな、JUMPのみんな、DAIGOさん、その他出演された皆さん、大変お疲れさまでした!
V6とJUMPのメドレーはとてもよかったですね!V6のバックをしたことがないと言っていたほど世代が離れているJUMPがV6のバックで踊る!そしてV6がJUMPのバックでわいわいする!なんだか夢のような共演でした。
私は仕事の為、途中途中見られない部分はありながらも、山田涼介くん主演の『母さん、俺は大丈夫』はちゃんと拝見させていただきました。
このドラマスペシャル枠、毎回心に沁みるものがありますよね。言葉では言い表せませんが、いつも複雑な感情になります。
■『母さん、俺は大丈夫』 感想
今回は『にぃにのことを忘れないで*1』(2009年、錦戸亮主演)、『今日の日はさようなら*2 』(2013年、大野智主演)と、24時間テレビでは過去2回に亘り出演をしてきた山田涼介くんが主演ということで。
高2の佐々木諒平(山田涼介)が急性脳腫瘍を発病してしまい、死去までの闘病生活を綴った物語でした。山田くんは「大丈夫」が口癖の男の子で、弱さは見せない芯の強い男の子の役。でも最後の最後に母親が見つけた諒平の本音は「どんなに表向きは強がっていてもやっぱり普通の男の子なんだ」と思わせられるシーンでしたね。
私はいつも母親目線でドラマを拝見するのですが、今回のように自分が生んだ子どもが2人も病気を抱えていたら…母親として私はどうなってしまうだろうと考えます。
今回のドラマでも母親が「健康に生んであげられなくてごめん」的なことを言っていましたが、私もきっと同じことを思って自分を責めるだろうなと思います。自分のせいだーって。
でもこの言葉、1番子どもに伝えたらいけない危険な言葉だと思いました。
もし私がこれを親に泣きながら言われたら「私の存在が親を悲しませてる」「私のこと生まなきゃ良かったって思ってるの」って、極論「こんなに困らせてしまうなら、生まれてこなければ良かったね」って、ちょっと受け取り方が皮肉的かもしれませんけども、やっぱり私だったら「ごめん」って言われることが1番辛いです。
必死に闘病して、こんな状況でも生きようとしている「今の私」を否定されている気持ちになります。病気になったって幸せだと思える瞬間は必ずあって、家族や兄弟や友人といられて幸せだって思っているのに、病気になったからって不幸だと、不憫だと決め付けて謝られるのはとても辛い。
だからきっと子どもには真逆の言葉をかけたいです。生まれてきてくれてありがとうって。でも多分、1人で夜な夜な涙を流すんだろうなあ。子どもの前では気丈に振舞いたい母親の意地。
病院の公衆電話から母親に電話をかけるシーンのリハでは感情移入して泣き過ぎてしまったとのエピソードもありましたね。
あのシーンの「母さん?」「どうしたの?」「どこにいるの?」って問う山田くんの声の優しさったらなかったです。
さて増田くんのお兄ちゃん役。どうなるかと思いきや、スーツに前髪上げの姿が妙に似合っていて予想以上にリアル社会人でした。ゆるめのだぼっとした服装に見慣れてしまっていたのでそんな感じでくるかと思いきやまさかの登場でドキッとしました。
何年か前まで私の中でのNEWSは、
モテる高校生=手越、奇抜大学生(服屋でバイト)=増田、人気ホスト=小山、社会人=加藤
みたいなイメージだったんですけども(ちょっと失礼)、今回の役柄を見た上で
チャラい大学生=手越、フリーター=増田、社会人=小山、旦那(家庭持ち)=加藤
くらいに(年齢的に)成長しました。(笑)
ジャニーズって年齢不詳だから恐い。Y&Jが三十路少年だっていうことも未だに信じ難いです。
■歴代ドラマスペシャル
ひとまずざっとまとめました。
第20回からなのは、第19回以前は視聴率が不明なのと、第20回以降からジャニーズが24時間テレビに台頭してきたからです。
いろんなサイトをバラバラと見たので数字に誤りがあったらすみません…こっそり教えてくださいm(_)m
で、ジャニーズ台頭…といいつつ高視聴率だったのは阿部寛さん主演の『小さな運転士 最後の夢』。この時は当時Jr.だった中島裕翔くんも出演していました。ちなみにこの2005年は番組平均視聴率も歴代トップです。SMAP効果かしら…?
私が24時間テレビを見始めたのがたぶん2001年くらいからなのかな?なっちのドラマは覚えています。(当時モー娘。ファンだったので。)
こうして見てみると、タッキーの主演率高め。3回主演を務めています。さすが東の滝沢さんですね…。そしてやっぱりメインパーソナリティーのグループから主演を出すパターンがお決まりなのは言わずもがなです。
共演者ですが、深キョン出演3回と圧倒的です。長瀬くんとタッキーの妻役でしたね。
そして関ジャニ∞キラーなのが田中麗奈さん。錦戸くんと村上くんの妻とは…エイターさんが羨ましがるシチュエーションではないでしょうか?
余談ですが、あやや(松浦亜弥)が主演した『天使の歌声 〜小児病棟の奇跡〜』をご存じですか?
2002年夏に放送されたスペシャルドラマで、シンガーソングライターより子。さんの幼少時代の話なのですが、「ほんとはね。」を歌うあややと、映像が変わり歌う本家のより子。さんの画が今でも鮮明に思い出せるくらい心に残っています。
でね、これ私てっきり24時間テレビのドラマかと思っていたのですが、今日ドラマスペシャルの一覧を作成していてびっくり。
まじか。違ったのね。もう、同時期にやるもんだから!間違えてしまうよ!
■メインパーソナリティーと視聴率と募金額
この3つに関連性はあるのかという考察です。でも全く考察になっていません…。
まず私は仮定として「メインパーソナリティーの人気が高い=視聴者が増える=募金に関心をもつ人が増える=募金する人の母数(募金総額)が増える」という方程式を組み立てました。
★嵐
今や国民的アイドル代表ともいえる嵐さん。
過去に4度のメインパーソナリティを務めています。平均視聴率も安定、募金総額も毎回10億超え!っとととと?思いきや、1回目に出演した2004年はジャニーズが出てきてからの第20回から現在までで視聴率・募金総額ともに最低となっています。
今でこそ国民的アイドル=嵐なので現在の人気ぶりからは全く想像できません。一体全体2004年になにがあったのか。
2004年といえば、 北島康介選手が「チョー気持ちいい」と叫び、それに負けじとアニマル浜口が「気合だー!」と連呼した年です。後はセカチューとヨン様とマツケンサンバかな?うん、社会的にはそんなに暗い年ではなかったはずです。
じゃあ当の本人たちはどうだったのか、ですよね。
11年前といえば嵐の皆さんは20代前半。デビューして数年経っているといえど、前年にパーソナリティを務めたTOKIO兄さん、翌年のSMAP兄さんたちに比べまだ国民的と言えるほどの知名度ではなかったと記憶しています。
当時、嵐で大丈夫かよというニュアンスの声もちらほら私の目につきました。
そもそも嵐が国民的になったのは、私の体感的に2005年の花男あたりかなと思っています。
松潤曰く、「(人気が出たと)意識し始めたのは2006年あたりから」と確か嵐にしやがれか何かで言っていた気がするので、国民的アイドルへの階段を登り始めたのが2006年からだとすれば、1回目のパーソナリティを務めた2004年はそれよりも前になります。
そうなると、「嵐で大丈夫か」と言っていた一般人から見て、当時はただの若僧にしか見えなかったのではないかなと思うとなんだか納得。今の嵐を知っていたら「大丈夫か」にはならないと思うのです。
実際に2006年以降に出演した回は順調過ぎるくらいの数字を叩き出しています。
それでは我が軍、関ジャニ∞はどうかといいますと…。
これまで2011年と2013年の2回出演させてもらっていますよね。(錦戸くんはNEWS含め3回)
こちらはなんと、2011年に過去最高の募金総額を叩き出しています。
関ジャニ∞凄い!と思いきや、こちらは恐らく東日本大震災の影響が大きいようです。その証拠に視聴率は他の回とさほど差異はありません。
つまり震災があって被災地や困っている人のために何かしたいという意識が高まったのが2011年であり、その年にパーソナリティだったのが関ジャニ∞だったということのようです。
2回目にパーソナリティを務めた時の募金総額と比較すると、(もしメインパーソナリティーの人気=視聴者が増える=募金する人の母数(募金総額)が増えるという方程式が成り立つならば、)関ジャニ∞だったからというわけではなさそうなのが分かるかと思います。まだまだ関ジャニ∞もこれからだ。
つまりこの表で見ると、やはり影響力があるのは視聴率が安定してよく、募金総額が10億越えするSMAPと嵐(2008年以降)でしょうか。ジャニーズの2強ですね…。
ちなみに一般的にいう「視聴率」というのは世帯視聴率のことなので、私みたいな一人暮らし世帯の数字は入りません。なので、いかに家族世帯層を取り込めるかで視聴率は変わってくると思います。
V6とJUMPのファン層がどのくらいなのかは私には分かりかねますけども、今回みたいに2世代ジャニーズの共演となれば、JUMPを応援してる実家住みの10代女子とV6を応援している家庭もちの奥様方が自宅で視聴してくれていたら、今回の視聴率は期待できるのではないかなと思っています。
明日には発表になるのかな?
本当は『嵐にしやがれ 生男子会』のこととか色々書きたかったのですが、今回は数字とお金という厭らしい話になってしまいました。この手の話が苦手な人はすみません。
また、私は考察とかたいしたことは書けませんので、パーソナリティーと視聴率と募金額の相関性について詳しい方、是非話を聞かせてください。
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